ミラーレス一眼などのレンズ交換式デジタルカメラは接合部分の多さから防水仕様は作られていませんでした。中級機以上で防滴仕様という少しだけ水滴がかかっても大丈夫だよというモデルはこれまでもあったのですがそのまま水の中へ持ち込めるかというとそれはできない状況でした。それが今年は変わったんです。待ちに待ったレンズ交換式デジタルカメラの防水仕様が発売されたんです。良く考えてみてください。レンズ交換式ですよ。そこから外れるんです。そこから水が入ってくるというのがこれまでの考えでした。それがしっかりとシールすることでできてしまったんですよ。案ずるより産むがやすしです。それを作ったのはニコンでした。ニコンといえば元は日本光学工業といって戦艦大和の測距儀を作ったメーカーなんです。測距儀というのはレンジファインダーなんですが距離計の一種です。敵までの距離を測り砲撃を加えるための距離計です。そんなニコンがついに作ってくれたんです。難しいことに挑戦してこそ進歩が有るというものです。この次はキヤノンかオリンパスかそれともこれで終わりか。多分後に続くところが出てくるはずです。